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AppleはiPhoneへの Touch Bar 追加を諦めていない件

Apple
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元弁理士のあるふぁです。
皆さんは Touch Bar というアイテムを忘れていません?

2016年10月27日に Touch Bar が搭載されたMacbook Proが発表され、2021年のモデルまで実装されたものの、残念ながら廃止になってしまいました。

このたび、2023年9月21日に公開されたUS20230297200から、AppleがiPhoneへのTouch Bar搭載をあきらめていない可能性について探っていきたいと思います。

なお、US20230297200では Tauch Bar のような表示領域をiPhoneの側面(サイドウォール)に設けるということで、サイドウォールディスプレイと称されています。

また、このアイデアが最初に出願されたのはかなり古く2011年ごろだったようです。今回の出願はそれを繰り返し引き継いだものであり、このアイデアを特許にすることに対するAppleの並々ならぬ情熱を感じます。

この特許の具体的な内容はスマホのOLEDディスプレイをぐぐっと側面方向に延長して、側面に沿って湾曲させて、側面にディスプレイを設けるもので、見やすさを考慮してマスキングをするという細かい技術に関するものです。

特許図面にはサイドウォールディスプレイに仮装ボタンを設けることが記載されており、ゲームをする際にはボタンとしても機能するとのこと。

特許図面にはサイドウォールディスプレイに仮装ボタンを設けることが記載されており、ゲームをする際にはボタンとしても機能するとのこと。

ボタンの例も詳しく示されていました。

iPhoneに Tauch Bar を設けるメリットは、3つほどあると思います。

  1. 物理ボタンを廃止できる
  2. 表示領域を拡大できる
  3. ゲームなどの操作におけるボタンなどの設置自由度の確保

物理ボタンについては、かねてより耐久性の問題があると指摘されてきましたし、iPhoneやiPadの表示領域が大きいことは素晴らしいことだと思います。(現にSamsungなどは折りたたみスマホを出すくらい。)
また、iPhoneはいまや最高のゲーム機ともいえる性能を持っていますので、このような表示ができるのはゲームするのには良いかもしません。

ただ、近年のiPhoneのデザインを見る限り、このサイドウォールディスプレイが次期のiPhone16や17のような直近のiPhoneに採用される可能性は高くなさそうな気がします。

とはいえ、この出願が生き残っているということでAppleも完全にサイドウォールディスプレイを闇に葬ったわけではなさそう。

Touch Bar はサイドウォールディスプレイの夢を見るか?
たまにはこんな妄想も楽しいですよね!

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