9to5Googleでは2025年のGoogle Pixelシリーズに関する動きを予想しています。

まずは、2025年3月にはPixel 9シリーズの廉価版ラインナップであるPixel 9aが発売されることになります。Pixel 9aは499ドルという価格がポイントで、5100mAhの大容量バッテリーと光学式の指紋センサーを搭載するとのことです。今回のPixel 9aではPixelシリーズの外観的な特徴である独特のカメラバーが採用されないようで、これは大きな変更といえると思われます。廉価版とはいえ、かなりの高機能が期待できることからお買い得な機種となりそうです。
また、2025年の後半にはPixel 10シリーズが登場します。こちらはPixel 9シリーズと同様4つのラインナップ(Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Fold)になりそうです。なお、折り畳み式のPixel 10 Flipが登場するとの噂もありましたが、こちらの可能性はかなり低そうです。
同様に登場の可能性が低いのは、Pixel Tabletで、こちらは開発がストップしたとの噂があります。一方で、登場の可能性が極めて高いのは、Pixel Watch 4とのことです。このほかにも、Pixel BudsのリフレッシュやTabletのアクセサリのスタイラスペンやキーボードの登場はありそうです。
Pixel 10シリーズに搭載されるプロセッサであるTensor G5にはついては相当な進歩がありそうです。Googleはこれまだのチップ開発においてはSamsungをパートナーとしてきましたが、Tensor G5からは完全自社設計となり、TSMCでの製造となるようです。
Tensor G5はTSMCの3nmプロセスにより製造され、1+5+2のCPUコアを持つものとなり、かなりの効率改善が見込まれます。Pixelの返品理由の最大のものが、スマホの発熱であり、この効率改善はこれらを解決するものになるかもしれません。
GoogleはGeminiに関しても2025年に大量の新機能を発表する可能性が高く、Project Astraの展開もありうると言われています。
これだけ見ても、Googleのハードウエアへの力の入れ方と、これらとAIであるGeminiとの融合は目を見張るものがあります。2025年はAppleだけでなくGoogleにも注目をしたいと思います。

Googleの強みであるWeb上でのサービスとハードウエアが結び付くとかなり魅力的。
AI時代でGoogleはさらに輝きを増すかもしれないな!
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