Appleinsiderによれば、AppleがTSMCの3nmテクノロジーを活用してAIサーバープロセッサを新たに設計しているとのこと。
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Apple is designing its own AI custom processor for servers
A new rumor claims that Apple will use TSMC's 3nm technology for an AI server processor that it is designing alongside its iPhone and Mac chips.
この噂は「Photo Chip Expert」というリーカーがWeiboに公開したもので、2025年後半にも量産が始まると主張しているようです。
これが正しいとすれば、これまでAppleはプライバシーを理由にiPhoneなどのデバイス上のローカル内でAIを実行すると推測されてきたものに対して、クラウド上のAIも考えている可能性が出てきました。
また、この噂によれば、AIサーバー向けのプロセッサはTSMCが設計・生産を担当するとのことで、これまでAシリーズ・Mシリーズのプロセッサを設計・生産してきた実績を考えれば、非常に納得しやすい内容となっています。
Appleは6月のWWDCでiOS 18の機能の一環として、AI機能を発表すると言われており、これがデバイスのローカル中心で動作するものと考えられてきましたが、今回の噂を考慮するすると、ローカルに加えてクラウド上の機能も追加されることが期待でき、場合によっては大変高速な処理ができる、きわめて実用的なAIとなりうる可能性が出てきたと思われます。
![カエル担当](https://benrilog.blog/wp-content/uploads/2023/11/蛙笑い.png)
カエル担当
AIはクラウド上で処理するサービスがほとんどだったけど、Appleがローカルとクラウドの組み合わせでどんな世界が見せてくれるのか期待したい!
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